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住宅ローン変動金利上昇傾向に・・・
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2024.07.18
日銀は追加利上げを秋までに行うため、変動型住宅ローン金利が上がる展開になりそうです。
次の利上げ後には銀行の間で短期プライムレートの引き上げが広がりそうで、変動ローン基準金利も上がる可能性があります。
利上げ時期については9月が有力ですが、7月の可能性も低くはないと市場関係者の指摘も出ています。
日銀は政策金利の誘導水準を0.1%程度から0.25%に上げそうで、変動の適用金利も例えば0.4%程度が0.55%程度になる可能性があります。
既に借りている人の適用金利の見直しは4月と10月の半年ごとに行われるので、日銀が7月に動いたとしても影響が出るのは翌年1月となります。
多くの銀行では返済額を5年間変えないルールを採用しており、利息部分の比率が上がれば、元本が減りにくくなる点に注意が必要です。
また、日銀の国債購入減額により長期金利が上昇するなら固定型住宅ローン金利(1.8%~1.9%程度)も多少利上げに転じても不思議はなく、変動との差は現状(1.4%~1.5%程度)と当面あまり変わらないかもしれません。
そこで日銀がこの差を埋める利上げを今後行うかが焦点となります。
現時点での市場の多数派予想は政策金利のピークを1%程度とするもので、中立金利(1%〜2.5%程度)の下限までは利上げするという読みです。
仮に上限近くまで利上げを行った場合は、固定で借りていた方が得となります。
変動で借りた場合に固定より返済負担が軽い分は、積み立て投資に振り向けるなどしておくと、金利が上がった際に繰り上げ返済がしやすいでしょう。
住宅購入またはご購入後のファイナンスやライフプランについては、エルブリッジまでお気軽にお問い合わせください。
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